目次
1. はじめに
皆さんこんにちは。
今回は前回に引き続き、Microsoft主催「OpenHack for Cloud Based Data Warehousing」で学んだ便利な機能と感想を書いていきます!
本記事では、OpenHack for Cloud Based Data Warehousingに参加した感想とAzure Synapse に実際に触った所感を前回のブログと本記事で2回で書いています。
前回のブログをご覧になっていない方は以下のリンクからご覧ください。
Microsoft主催「OpenHack for Cloud Based Data Warehousing」に参加してきたpart1
Microsoft主催「OpenHack for Cloud Based Data Warehousing」に参加してきたpart2(今回)
2. OpenHackで学んだAzureデータ活用の便利機能 part2
2-1. 統合ランタイム
統合ランタイムとは、Azure Data Factory と Azure Synapse のパイプラインによって使用されるコンピューティングインフラストラクチャです
異なるデータソースやサービスにアクセスができ、ネットワーク環境間でデータ統合機能を提供します。
2-2. Azure DevOps
Azure DevOpsとは、アプリケーションの開発から運用までを支援するマイクロソフトのクラウドサービスです。Azure DevOpsには、以下のような機能が含まれています。
Azure Boards: アジャイルな計画や作業管理を行うためのツール
Azure Repos: ソースコードのバージョン管理やコラボレーションを行うためのツール
Azure Pipelines: 継続的インテグレーションや継続的デリバリーを行うためのツール
Azure Test Plans: テストケースの作成や実行、追跡を行うためのツール
Azure Artifacts: パッケージや依存関係の管理を行うためのツール
【便利なところ】
・開発と運用の連携や効率化ができる
・サービスのリリースや改善が早くできる
・セキュリティやスケーラビリティが高い
・必要な機能だけを選択して利用できる
2-3. Synapse専用SQLプール
シナプス専用SQLプールは、Synapse SQLを使って大規模なデータを分析するためのデータウェアハウス機能です。
【便利なところ】
・ペタバイト級のデータを高速に処理できる
・データの読み込みや変換が簡単にできる
・セキュリティや可用性が高い
・費用対効果が高い
2-4. マッピングデータフロー
マッピングデータフローとは、データ変換の機能のことです。
左から右に流れを作るようにデータ変換の構築ができます。
Synapseパイプラインの機能のひとつとして、マッピングデータフローがあります。
【便利なところ】
・コーディングを必要としない
・データの結合や集計などの変換が容易にできる
・式関数やパラメーターなどで柔軟に処理をカスタマイズできる
4. 3日間を完走してみて
後半になるにつれ、どんどん難しくなりついていくのにも精一杯な状態でした。
ですが、マイクロソフトの講師の方が途中途中にアドバイスをくださったので何とか一つずつ理解しながら進むことが出来ました。
今回のOpenHackで第一回目と今回の記事でご紹介したようなSynapseを中心とした便利な機能を知ることが出来ました。
また3日間作業内容も濃く、スキルや知見が広がり非常に有意義な時間となりました。
このような機会がまたあれば、もっとスキルアップをした状態でリベンジしたいと思います。
3. おわりに
今回はマイクロソフト主催のOpenHackに参加してみて、便利だと思った機能と感想につい記述いたしました。
マイクロソフトでは度々このようなOpenHackを開催しているそうです。
みなさんも是非興味があれば参加してみてはいかがでしょうか。
本連載では、
Microsoft主催「OpenHack for Cloud Based Data Warehousing」に参加してきたpart1
Microsoft主催「OpenHack for Cloud Based Data Warehousing」に参加してきたpart2(今回)
についてご説明しています。
今回の記事が少しでもマイクロソフト主催のOpenHackを知るきっかけや、業務のご参考になれば幸いです。
Azure活用、マイクロソフト製品の活用についてご相談事がありましたらぜひお問い合わせください!
この記事を読んだ方へのオススメコンテンツはこちら
この記事を書いた人
- 力石 玲菜