働き方改革を推進安心なテレワーク/在宅勤務をDaaSで実現
セキュリティの強化だけでなく、IT運用も柔軟に!
移動時間の節約など効率よく働くことで生産性を上げる取り組みや、女性の社会進出、多様なワークスタイルを尊重する動きが高まっており、「働き方改革」への注目も高まっています。そのなかでも、「テレワーク・リモートワーク」とは、いつでもどこでも、オフィスと同様の業務を行えることで在宅勤務や生産性を上げるワークスタイルです。
テレワークへの厳しい制限をしていると、シャドーITによる情報漏洩のリスクが増大する可能性も!
テレワーク・在宅勤務に対し、情報漏洩を心配するあまりに厳しい制限を設けている企業もあります。しかし、制限を厳しくすることで、個人でも利用できる、「手軽で便利なファイル共有サービス」や「無料のクラウドサービス」、あるいは「使い慣れている個人所有のモバイル端末」をメールのチェックやスケジュール管理に使ってしまうといった、「シャドーIT」が蔓延してしまうケースもよくあります。厳しい制限を設けたためにかえって情報漏洩のリスクが増大してしまうという典型的な例です。
安心してテレワークできる環境に仮想デスクトップ(VDI)が有効ですが、こんな落とし穴も・・・・。
テレワーク・在宅勤務の情報漏洩対策として、仮想デスクトップ(VDI)の活用は効果的です。しかし、サーバ/ストレージや様々なソフトウェア・ライセンスを用意し構築し、その後の保守/運用に関する費用が大きいという点。そのため、高いコストがハードルとなりVDI導入をあきらめている企業も少なくありません。ライセンスの種類も増えるため簡易が煩雑になったり、障害時の切り分けにも時間がかかるケースが多く、IT管理部門への負担が大きくなってしまう可能性があります。また、ユーザーを拡張したくてもハードウェアの増設に、再度設計しなおす必要があり時間がかかったり、人数が減った場合には過剰投資にもなりかねません。最近は、Skype for Businessを利用してWeb会議を実施する方も多いかと思いますが、VDI上で起動することによりネットワーク帯域の問題で通信が遅くなったり、映像が切れるなどのトラブルに合うケースもあります。
Azureを活用したDaaSなら、安心なテレワークの「簡単」「柔軟」「便利」をまるっと実現
専門知識ゼロでも簡単に導入
ハードウェアの調達や管理コンポーネントも含めた複雑な構成が一切不要になり、VDI導入にかかる管理者様の負担を大幅に削減します。
拡張/縮小も柔軟対応
クラウド上の画面から指示に従って、数クリックするだけでVDIを拡張できます。拡張にかかる時間は、たった30分ほどです。
Skype利用もストレフリー
DaaSの機能を利用するとSkypeを利用する場合のみ手元の端末間での通信に切り替わります。これにより、音声やビデオが途切れることなくスムーズにSkypeで通話を続けることができます。
Azureを活用したDaaSとは
そもそもDaaSとは、Desktop as a Serviceの略でクラウド上にあるデスクトップをネットワークを通じて利用できるサービスのこと指します。Microsoft のパブリッククラウドであるAzure上でもDaaSを利用することができ、Azureは既に企業のインフラとしても活用されているケースが多いことから導入のハードルが低く、注目されています。
現在Azureを活用して利用できるDaaSは、2つのパターンがあります。
1. Horizon Cloud on Azure
VDIの管理基盤 (コントロールプレーン) を提供するVMwareやCitrix Cloud をAzure上に構築して利用する方法です。VDIとしての機能を柔軟に選択できるため、大規模でVDIを利用したい方にオススメです。
2. Azure Virtual Desktop(旧 Windows Virtual Desktop)
マイクロソフト社が提供するAzure Virtual Desktop(現在パブリックプレビュー版)を利用する方法です。Officeアプリの最適化や、独自機能によるコスト面で優位な選択が可能です。