【質問】すでに使用している管理ディスク(Premium SSD)の性能を上げる方法はあるでしょうか?
すでに作成済みの管理ディスクの性能を向上させるには次のような方法がございます。
- ディスクをアタッチしているインスタンスの VM サイズをスケールアップする
- 管理ディスクのプロビジョニングサイズを増やす
- 管理ディスクを追加し、OS 内で RAID 構成(ストライピング等)を組む
3.につきまして、
Azure 仮想マシンは IaaS として提供しておりますので
OS レイヤ以上で RAID を構成することを制限しておりません。
ご使用中の OS で利用可能な機能を用いて構成いただくことができます。
2020年11月24日
【質問】Azure NetApp Files を削除する際、一時的にスナップショットを作成しておき、再作成した際にそのデータを利用できる方法はありますか?
誠に恐縮ながら Azure にて用意している機能ではご要望の利用方法は実現することができません。
Azure NetApp Files にはボリュームのスナップショットの機能が備わっておりますが、
こちらは容量プールのボリューム内に保存されており容量プールごとの削除の場合は
スナップショット自体も削除されることになります。
参考:Microsoft公式Docs “Azure NetApp Files を使用して、スナップショットを管理する”
従いまして、お客様側にて
ボリュームの削除前にデータのコピーや退避等にてご対応いただく必要がございます。
2020年11月24日
【質問】使用していない Azure NetApp Files (ANF) の課金を停止する方法はありますか?
Azure NetApp Files に関しては、
ユーザー操作によって課金停止状態とすることはできない仕様となっています。
課金を停止するためには、リソースの削除が必要となります。
2020年11月24日
【質問】使用していない Azure Application Gateway (WAF v2) の課金を停止する方法はありますか?
Azure Application Gateway の停止と起動は次のコマンドで操作可能です。
リソース名とリソースグループ名は適切な値に置き換えて実施ください。
停止コマンド
$appgw = Get-AzApplicationGateway -Name <リソース名> -ResourceGroupName <リソースグループ名>
Stop-AzApplicationGateway -ApplicationGateway $appgw
開始コマンド
$appgw = Get-AzApplicationGateway -Name <リソース名> -ResourceGroupName <リソースグループ名>
Start-AzApplicationGateway -ApplicationGateway $appgw
2020年11月24日
【質問】Applicaton Gateway の性能指標について教えてください
【想定構成】
・性能要件として 200MB/s を処理する必要がある
・夜間や土日はオフピークとなる
【ご回答】
Application Gateway には「容量ユニット」というスペックを決定するための概念があります。
1 インスタンスは約 10 個の容量ユニットに対応しておりますが、
1 インスタンスが 1 容量ユニットを表しているわけではありません。
1 容量ユニット当たり次の性能が目安となります。
- 2,500 の永続的接続
- 2.22 Mbps のスループット
今回は、性能要件として約 720 容量ユニット (200 * 8 / 2.22) が必要ですので、
単純計算とはなりますが、73 インスタンスをご用意いただければ容量ユニットは
730 まで利用可能と言えます。
※公開情報に記載の数値はあくまで目安であり、
必要な容量ユニット数については、お客様の環境で十分にパフォーマンス テスト等を
実施いただいたうえで決定する必要がございます。
併せて、常時ご要件を満たす構成は不要ということであれば、
容量の種類は "手動" ではなく、"自動スケーリング" とすることもご検討をいただければと思います。
※自動スケーリングとすることで、負荷に応じてインスタンス数の
スケール アップ、スケール ダウンが自動で行われます。
- ご参考 :Microsoft公式Docs“自動スケーリングとゾーン冗長 Application Gateway v2”
<引用1>
注意
各インスタンスは、現在、約 10 個の容量ユニットをサポートできます。
※「価格」の箇所の注釈をご参照ください。
<引用2>
・自動スケール:自動スケーリング SKU の下での Application Gateway または WAF のデプロイは、
トラフィック負荷パターンの変化に基づいてスケールアップまたはスケールダウンできます。また、自動スケールにより、プロビジョニングの間にデプロイのサイズ
またはインスタンスの数を選択する必要がなくなります。この SKU では真のエラスティック性が提供されます。
Standard_v2 および WAF_v2 SKU では、Application Gateway は
固定容量モード (自動スケーリング無効) と自動スケーリング有効モードの両方で動作できます。固定容量モードは、ワークロードが一定で予測可能なシナリオに便利です。
自動スケールダウン モードは、アプリケーション トラフィックが変動するアプリケーションで役に立ちます。
2020年11月24日
【質問】Azure上のWindowsサーバにて”Windowsのライセンスの有効期限がもうすぐ切れます”と表示されます
以下のいずれかの原因が考えられます。
①ハイブリッド特典を使用しており、元のオンプレのライセンスが切れている
【対応策】Azure Portalでハイブリッド特典を有効にしているか確認
②カスタムDNSを使用しており、参照先にミスがある
【対応策】Azure PortalでDNSの参照先を確認
③FireWall等によりKMSサーバへの通信が行えていない
【対応策】PSpingにて疎通確認
④KMSサーバへの通信は行えているが、AzureのGIPからでなく強制トンネリングなどでほかのIPから通信が行われている
【対応策】NICのルーティングテーブルを確認
2020年11月24日
【質問】リザーブドインスタンスの利用目安について教えてください。
リザーブドインスタンスは原則として
常時(24時間365日)稼働するシステム向けの割引サービスとなっており、
長期間利用するシステムの費用を抑えることができます。
反面、一定時間のみ利用するシステム(平日7時~20時稼働、毎週土日は VM を停止)の場合、
リザーブドインスタンスよりも従量課金のほうが料金が安くなることがございます。
例)東日本リージョンで D8v3 インスタンスのリザーブドインスタンスを利用する場合
月間 730 時間稼働 ⇒ ¥42,188.16
1 年間予約(約 37% 割引)⇒ ¥26,599.80 (460 時間稼働相当)
3 年間予約(約 57% 割引)⇒ ¥18,137.64 (314 時間稼働相当)
リザーブドインスタンスの割引料金は
利用する仮想マシンサイズやリージョンによって異なりますので
詳細な料金の算出に関しては想定するシステム稼働時間とスペックを添えて
当社へお問い合わせいただればご支援が可能です。
2020年11月24日
【質問】従量課金で利用中の仮想マシンをリザーブドインスタンスへ変更することが可能でしょうか?
仮想マシンを作成した後にリザーブドインスタンスをご購入いただいた場合でも、
既に作成済みの仮想マシンに対してリザーブドインスタンスの価格が適用されます。
RIs の利用に際して特定のインスタンスを指定する必要はなく、
RIs 適用対象となる課金に対して自動で割引料金が適用されます。
参考>>Azure Reserved VM Instances (RIs) について
<一部抜粋>
Azure Reserved VM Instances (RIs) の購入前にデプロイした既存の Azure VM は適用対象になるのか?
- 適用対象となります。
2020年11月20日
【質問】ポータルサイトでAzure Backupのログはどのように見ることができますか?
Azure Backupのログについては
以下の手順にてバックアップジョブにてご確認いただくことが可能です。
1.Azureポータル(https://portal.azure.com)へログインします。
2.[Recovery Servicesコンテナー]→[<確認を行うコンテナー>]を選択します。
3.[概要]や[アクティビティログ]があるオプションの下方にある[バックアップジョブ]を選択します。
4.[フィルター]を選択し、[開始時刻]を確認したい日に選択し、[完了]をクリックします。
5.一覧が表示されますので、選択いただくと詳細を確認でき、[Backup Size]にバックアップ時のサイズが表示されます。
※この確認可能な範囲は、設定上は6ヵ月となっているため、それ以前のログを残したい場合は
[バックアップジョブ]内の[ジョブのエクスポート]からジョブをダウンロードしExcelファイルで
ログを残す必要がございます。
2020年11月20日
【質問】Azure Monitor のアラート機能で、日本国内向け音声通知は可能でしょうか?
現在、日本の電話番号に対する音声通知、日本語音声での通知はサポートされておりません。
恐れ入りますが、音声通知は国コードが 1 の地域のみ利用が可能です。
Azure Monitor における現時点での制限事項としてご理解いただけますと幸いです。
また、Azure のフィードバック サイトに一部の地域での SMS、音声通知をアクション グループに設定できるよう、
機能追加のリクエストが発行されております。
日本につきましては、既に SMS での通知がサポートされており、音声での通知も実装を進めている段階でございます。
Azure のフィードバック サイト>>Add more country codes for SMS alerting and voice alerts
こちら、"投票" 数に応じて機能改善及び調査が進められますので、よろしければ本リクエストに "投票" いただけますと幸いです。
また、投票する際にメール アドレスを登録すると、機能追加された際に機能追加の旨を知らせるメールが送信されます。
こちらからの通知をご利用いただければ、機能追加をより早くご確認できますので、よろしければメール アドレスをご登録ください。
2020年11月20日
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