Windows10のサポートが2025年10月で終了しますね。
既存のVDI環境のWindows11への移行を検討している方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
Windows11移行にあたって、
・VDIのランニングコストをなるべく抑えたい
・クラウドを活用したい
そんな方に、Windows11環境のVDIを
コスパよく導入できる方法をご紹介いたします!
コストダウンの秘訣はライセンス
Windows11環境を手に入れるためには、
ライセンスの購入が必要です。
このWindows 11ライセンスですが、
MicrosoftのVDI「Azure Virtual Desktop」(以下、AVD)であれば、
追加ライセンスなしですぐにVDIを利用開始できます。
AVDは仮想マシン、ゲートウェイ、
コネクションブローカーなどの各コンポーネントが
Microsoft Azure上でサービスとして提供されるので
環境の構築も不要です。
AVDを利用できるライセンス(例)
・Windows 11 E3 / E5
VMware HorizonやCitrixの場合、
Windows11のライセンスに加え
VDI用のライセンスを購入する必要があります。
AVDならライセンスコストを大幅にカットできます!
Windows11マルチセッション機能を使ってコストダウン
Windows11 E3/E5のライセンスで利用できるAVDでは、
1台の仮想マシンのリソースを複数ユーザーが共同で利用できる
「マルチセッション」という機能があります。
マルチセッションでリソースの無駄を減らし、
仮想マシンの数を最小限に抑えることで
ランニングコストを削減することが可能です。
AVDなら5年間でどのくらい
コストを削減できるのか?
実際に、オンプレVDIとAVDの場合で
どのくらいコストを削減できるのか試算してみました。
・5年間の1人当たりの費用
オンプレVDI→:約84万円/ 人
AVD:約65万円/ 人
※500ユーザ分
※VDI導入利用にかかる費用で算出
※データセンター利用料は除く
MicrosoftのAVDを利用することでライセンス費用や、
運用管理にかかる人件費を削減でき、
1人あたり20万近くコストダウンできる試算になりました。
※コスト試算は、2023年時点の情報に基づいています。
正確な見積もりをご希望の方は、必ず最新の情報をご確認のうえ、直接お問い合わせください。
VDI製品を比較してみよう!
VDIでWindows11を利用するにあたって、
AVDがお得に利用できるとはいえ、
肝心な機能やパフォーマンスについても気になるかと思います。
自社にとってどのVDIを利用するのがコスパが良いのか、
比較のヒントにしてみてください!
オンプレミス Horizonと
Azure Virtual Desktop の比較を見る
Windows10のサポート終了までのこり数か月。。
Windows11への刷新に向けて検討をするうえで、
コスト、管理性、パフォーマンスなど不安点が多くあるかと思います。
今回ご紹介した内容や資料を
参考にしていただければと思います。
既存と比較したコストを算出したい、
構成や機能を確認したいという場合には
お打ち合わせにてAzure専任エンジニアがサポートしますので
お気軽にご相談くださいませ。
この記事を書いた人

- 小杉 明恵
- マーケティング担当として、Azureを中心に情報を発信しています。
この投稿者の最新の記事
- 2025年7月30日ブログデータ処理時間を63%削減できる!Azure Databricksとは?
- 2025年7月30日ブログVDIをWin11に!コストダウンできる秘訣とは?
- 2025年7月30日ブログ【データ基盤】AWS、GCP、Azureで比較してみた
- 2025年7月30日ブログ【事例】Azure Virtual Desktopで処理時間90%削減!