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次世代のOneDrive~Microsoftオンラインストレージ~
米Microsoft社は、次世代の「OneDrive」を発表しました。これまでの機能に加えて、ファイルの迅速な検索、整理、情報の抽出を支援してくれる新機能が追加されます。今回はその新機能について、ご紹介していきます!!!
新OneDrive管理画面:OneDrive Home
OndDriveの管理画面が刷新されます。管理画面の刷新のテーマには、工数をかけない管理を掲げています。目玉そうなものとしては、画像中央にある「For You」を取り上げたいと思います。For youはAIを活用していて、シチュエーションに応じて必要なファイルを、適切なタイミングで提案・自動表示してくれる機能です。その他には、オンラインで会議で共有されたファイルの表示や、ファイル名ではなく、共有した人物によって共有済みファイルをソートしてくれる機能も追加されます。
また、OneDriveも、Word、PowerPoint、Excelと同様、アプリケーションのようにアイコンが登場します。OneDrive for Teams、OneDrive for Outlookも登場予定です!
Copilot in OneDrive
OneDriveにも、他のアプリケーションと同じように、Copilotが搭載されます。Copilotに、チャット形式でファイルの場所を問い合わせたり、特定のファイルの内容をまとめてもらえることができます。いずれもファイルを開いている必要はなく、チャットをするだけで実施してくれます。
Copilot in OneDriveの目指す先としては、常にファイルを見つけられ、整理されている(例:プロジェクト毎)状態です。
とあるプロジェクトAに参画しているとします。プロジェクトA内で自分に共有されたファイルをCopilotに聞くことで、期間を指定して抽出することができ、そのファイルをCopilotがフォルダに自動登録したり、関連ファイルを提案してくれます。そうなれば、Copilotに一言聞くだけで、プロジェクトAに関する情報が一元的に集約されます。ファイルの集約だけでなく、ファイルのリンクをつけてまとめを作成したり、重要な更新をピックアップしてくれたりすることも…..
Copilotを利用することで、これまで以上に、短時間・簡単に、ファイルの集約、管理、ナレッジの共有ができます。
セキュリティ・ガバナンス強化
ファイル共有システムが浸透してきたことにより、よりセキュリティとガバナンス体制の整備が必要とされています。Shared Advanced Mangementの管理ツールは管理者にとって力強い味方となってくれます。
機密ファイルを利用することが多いユーザに対しては、多要素認証を強制させたり、Sharepointのサイト単位でファイルダウンロードをブロックさせることも可能です。また、機密ファイルを扱う部署やユーザを前もって把握している場合は、多要素認証の強制に加えて、フォルダへのアクセスをそもそも制限させることもできるようになります。これは、ユーザ単位だけでなく、セキュリティグループ単位で管理させることができます。もちろん、後からもフォルダのアクセス権限の設定は可能です。
今回の記事ではご紹介しきれないものもありますので、ぜひこちらのサイトも確認してみてください!
参考情報:Unveiling the Next Generation of OneDrive – Microsoft Community Hub
この記事を書いた人
- 森 信之介
- テクニカルマーケターとして、ブログ執筆、セミナー講師を行っております!
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