Microsoft Copilotのデータ保護機能が適用範囲を拡大!



皆さん、こんにちは。

Micorosoft Copilot(旧Bing Chat Enterprise)という名前に変わってから、一般提供ともなり、ますます使いやすくなっていますが、利用するときの不安というのは常に付きまといます。

特に不安となる要素が、セキュリティと著作権を始めとした権利への侵害です。

Microsoft社としても、ユーザに快適にMicorosoft Copilotを始めとしたAIソリューションを使ってもらうため、商用データ保護という枠組みを作って運用をしております。そして、商用データ保護機能がその範囲を拡大したため、今回ご紹介したいと思います。

昨年11月にあった大型イベントであるMicrosoft Igniteでも、どのようして商用データ保護機能を適用させていくか方針などを発表していました。データ保護機能は、職場または学校(Entra ID)のアカウントを持っていれば、無償で適用されます。

商用データ保護機能は、プロンプトや応答は保存されず、マイクロソフトはユーザーやチャットデータに直接アクセスすることはできません。

ユーザーは、自分のプロフィールアイコンの横に “Protected “バッジが表示され、チャット入力ボックスの上に “Your personal and company data are protected “と表示されます。

さて、以下のライセンスを持っているようであれば、無償で商用データ保護機能が適用されるようになりました。

  • Microsoft 365 F1
  • Microsoft Office 365 E1/ E1 Plus/E3/E5/F3
  • Microsoft 365 Business Basic
  • Microsoft 365 Apps for enterprise
  • Microsoft 365 Apps for business

適用されるライセンスの拡大により、組織、及び学校における安心して利用できるようになるだけでなく、生産性や創造性の向上が期待できます!


参照URL:The next wave of Microsoft Copilot for employees and students | Bing Search Blog

 

この記事を書いた人

森 信之介
テクニカルマーケターとして、ブログ執筆、セミナー講師を行っております!