Azure SQL DatabaseでCopilotがプレビュー公開!

Azure SQLデータベースでCopilotの利用がプレビューで開始しました。Azure SQLデータベースでCopilotを利用することで、データベースの操作をより効率的かつ直感的に行えるようになります。このブログでは、どのような機能があり、管理者にとってどのようなメリットがあるのか詳しく見ていきたいと思います。

元記事はこちら

 

Copilot in Azure SQL Databaseとは?

Copilot in Azure SQL Database は、AIを活用してSQLクエリの作成、最適化、データ分析を自動化する機能です。自然言語でプロンプト入力することで、複雑なクエリも簡単に作成可能になり、データベース管理のハードルを大幅に下げてくれます。

 

主な機能

主な機能は以下のものがあります。

  • 自然言語でのクエリ生成: 質問に答える形でSQLクエリを生成します。

簡単に使い方を見てみましょう。

クエリエディター上のCopilot機能ボタンを選択します。

 

対象のテーブルを絞ります。

 

入力ボックスに質問を入力します。この例では「プロパティが”営業”のエージェントをリストにする」という質問をしています。

そして「クエリの生成」を選択すると。

 

新しいクエリが提案されます。実行はされず、受け入れるか拒否するか選択できます。

 

  • クエリ最適化: 生成されたクエリを分析し、パフォーマンスを向上させる提案を行います。

「データベースが遅い」とプロンプトに入力すると、CPU使用率の高い特定のクエリが提示されます。

 

では、「このクエリをチューニングしてください」とプロンプトに入力すると、

新しいクエリ候補を提示してくれます。

 

  • データ分析支援: 生成されたデータセットからの洞察を提供し、データへの理解を深めます。

 

管理者のメリット

管理者はCopilotを利用することで、以下のようなメリットを享受できます。

  • データベース管理の効率化: より少ない時間と労力でクエリを作成し、データを分析できます。
  • エラーの削減: AIによる最適化提案で、クエリのミスが減少します。
  • 学習機会: AIの提案を通じて、より効率的なクエリ作成方法を学習できます。

 

まとめ

Azure SQLデータベースのCopilot導入によって、管理者に負荷軽減や、ミス削減、さらなるスキルアップにつながります。

データベース管理がより直感的かつ効率的になることで、IT管理者はより重要な業務に集中できるようになります。

現在はプレビューですが、一般公開されたらアップデート情報と共に本ブログにてご報告します。

この記事を書いた人

髙橋 和輝
髙橋 和輝
テクニカルマーケターとして、新技術の検証、ブログ執筆、セミナー講師を行っております!
学生時代はアプリ開発に興味がありましたが、インフラ、セキュリティ事業を経て、現在はクラウド屋さんになっております。
コロナ禍前は、月1で海外旅行にいくなどアクティブに活動していましたが、最近は家に引きこもってゲームが趣味になっています。

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