新世代ハイブリッド
クラウドサービス
Azure Stack HCI

クラウドとオンプレミスを効果的に活用するMicrosoft AzureのHCIソリューションです。オンプレミスでシステムを稼働させながら、Azureからの課金と管理を実現しプライベートクラウドとしても利用できます。

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Azure Stack HCI とは

HCIとはサーバー仮想化を簡単に実現できるソリューション

HCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)とは、汎用的なIAサーバーをベースに、ストレージ、ネットワーク、サーバーが1台の機器に統合され、さらに、仮想化基盤の構築、運用に必要なソフトウェアがパッケージされているアプライアンス製品のことです。

汎用サーバーを並べるだけで、共有ストレージを使わず、従来の「3Tier(スリーティア)」構成に比べてサーバー仮想化をより簡単に実現できるソリューションです。

Azure Stack HCI
Azure Stack HCI

Azure Stack HCI とはAzureが提供するハイブリッドクラウドサービス

Azure Stack HCIとは、HCIをMicrosoft Azureサービスの一つとして、サブスクリプションで利用できる新世代ハイブリッドクラウドサービスです。
ワークロードを一貫したオペレーションで、オンプレミスとクラウドの適材・適所における、いいとこ取りができるソリューションです。

企業のITインフラは、機密性の高いデータを持つレガシーシステムのクラウド移行が難しく、パフォーマンスと管理の複雑さから、完全なパブリッククラウド移行が難しい場合があります。そのため、ハイブリッドクラウドが主流となっていますが、異なるオペレーションや複雑さが懸念されています。そんな課題を解消できるのが、Azure Stack HCIです。

Azure Stack HCI の機能とアーキテクチャ

Azure Stack HCIは、Hyper-V、記憶域スペースダイレクト、Azure Kubernetes Service(AKS)、ソフトウェアによるネットワーク制御(SDN)など、多くの実績あるテクノロジーを活用して構築されています。

Azure Stack HCIシステムは、1から16個の物理サーバーで構成され、すべてのサーバーはWindows Server Failover Cluster(WSFC)機能を活用して共通の設定とリソースを共有しています。

Azure Stack HCIは、以下のコンポーネントで構成されています。

  • Azure Stack HCI オペレーティングシステム
  • ハードウェアパートナーから検証されたハードウェア
  • 監視と管理を含むAzureサービス
  • Azure とオンプレミスを介したWindows Admin Centerでの管理
  • Hyper-V ベースのコンピューティング リソース
  • 記憶域スペースダイレクトベースの仮想化ストレージ
  • ネットワークコントローラーを使用した、SDNベースの仮想化ネットワーク(オプション)
  • Azure Kubernetes Service (AKS) ハイブリッド (オプション)

Azure Stack HCI が
選ばれる
理由

ハイブリッドクラウド運用の標準化

オンプレミスに配置することでシステムとデータを社内に保持しながら、Software-Defined Storage(SDS)テクノロジーによってスピーディなITリソースの調達、準備が可能。ハイブリッドクラウド運用の効率化、標準化を実現できます。

DXで生産性向上

社内環境でAzureの最新技術の活用が可能なため、業務システムの開発効率、スピード向上に寄与します。特に、医療システムの刷新をはじめ、医療分野での活用が増えています。

Windows Server2012の延命

Azure Stack HCIはサポートが終了するSQL Server、Windows Server VMのセキュリティ更新プログラムを無料で取得できるため、企業システムの中にある「サポート終了した古いシステムをどうしても延命したい」というニーズにも対応します。

オンプレミスのOPEX化

オンプレミスでシステムを稼働させながら、課金も管理もAzureから行うことが可能です。オンプレミスに残さなければいけないシステムや、クラウド移行したシステムの効率的な運用、オンプレミスのITシステム運用のOPEX化(費用化)にも寄与します。

Azure Stack HCI
6つのメリット

新たな教育コストの徹底カット

社内インフラ担当者は仮想化基盤として、クラウド担当者はパブリッククラウドの一部として操作できるため、教育への二重投資を無くすことができます

HCI業界ダントツのパフォーマンス

ストレージ専業メディアまで驚く高速さの秘密は、SDSをOSカーネルで処理できること、
そしてRDMAという高速低遅延ネットワークにあります

ワンストップで安心、低コスト

社内環境の複雑なネットワーク設計からAzureとAzure Stack HCIのハイブリッド構成や災害対策、ExpressRoute構築、そしてサポートまでワンストップでご提供します

Azureをプライベート
クラウドとして利用

オンプレミスでシステムを稼働させながら、課金も管理もAzureから行うことが可能、Azureポータルを使ったセルフサービスなど、プライベートクラウドとしても利用することができます

Azureの最新技術を活用し
開発に専念

社内環境でKubernetes、PaaS、FaaS、機械学習等のAzureの最新技術を活用できるため、業務システムの開発効率、スピード向上が可能です

高いセキュリティは保ったまま

オンプレミスに配置することでシステムとデータを社内に保持しながら、Azureとの連携でコンプライアンス管理を実現、脆弱性診断/検知も自動化され、社内環境の高いセキュリティが更に強化されます

Azure Stack HCI 価格

料金体系

※オンプレミス側も従量課金での支払いが可能です。詳細はこちら>>をご覧ください。

料金

Azure Stack HCI は、オンプレミスのサーバー上の物理コアごとに価格が設定されています。
アクティブなソフトウェア アシュアランスを持つWindows Server Datacenterのお客様は、Azureハイブリッド特典を活用しコアライセンスを交換できます。これにより、Azure Stack HCI ホストサービス料金と Windows Server サブスクリプションが免除されます。

  インスタンス タイミング 料金 Azure ハイブリッド特典付きの価格
ホスト サービス料金 Azure Stack HCI 月単位のサービス料金 ¥1,462/物理コア/月 ¥0/物理コア/月
アドオンワークロード(オプション) Windows Server サブスクリプション (ゲスト向け) 月単位のサービス料金 ¥3,433.5/物理コア/月 ¥0/物理コア/月

※上記価格は2024年2月時点の東リージョンでの価格となります。月額利用費の詳細はこちら>>をご覧ください。

Azure Stack HCI
で使える「Azure特典」

Azure Stack HCI を導入する場合は、「Azure特典」を活用することができます。

特典01Windows Server 2022の
Azure Edition(ゲストOS)が
利用可能

ホットパッチにより再起動せずにセキュリティパッチを
適用できる(メモリーの中でコードが修正される)ため、
運用の負荷軽減が可能になります。

特典02拡張セキュリティパッチを
無償提供

サポートが終了するSQL Server、Windows Server VMの
セキュリティ更新プログラムを、Azure Stack HCIで
引き続き無料で取得できるようにするプログラムです。
「古いシステムをどうしても延命しないといけない」といった
状況に便利な特典です。

Azure Stack HCIについての詳細はダウンロード資料にて解説しています。ぜひダウンロードしてご覧ください。

詳細資料をダウンロード

Azure Stack HCI についての詳細はダウンロード資料にて解説しています。ぜひダウンロードしてご覧ください。