Oracle社の生成AIサービスーOracle Genarative AIの一般提供が開始
1月23日(米時間)に、Oracle社は自社のOracle Generative AIサービスの一般提供を発表しました。
2023年の9月に一般提供開始前のベータ版がリリースされましたが、ベータ版から更に進化し、新たな言語モデルのサポートも含めて、新機能が搭載されています。
メタ社のLlama 2 モデルに加えて、Cohere社のモデル、その他100言語モデルがサポートされるようになっています。また、ベータ版からフィードバックをもとに、GPUクラスターの管理方法も改善されています。
Oracle Generative AIは主に3つのモデルが含まれています。
・コマンド:テキスト生成
・要約:テキスト要約
・埋め込み:テキストのベクトル化(数値に変換し、モデルがわかりやすいようにテキストを変換すること)
企業業務における様々なシチュエーションで活用することができ、チャットボットや法務文章の要約、そして検索機能を強化できるものなど、他社の生成AI開発基盤と比較しても、代表的な機能で不足しているものはないように思えます。
生成AI活用のキーとなるデータについても、確固となる基盤であるOracle Databaseを持っておりますので、組み合わせて利用することで活用の幅がさらに広がっていきます。
この記事を書いた人
- 森 信之介
- テクニカルマーケターとして、ブログ執筆、セミナー講師を行っております!
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