全てが一つに?新Microsoft Plannerで実現するタスクとプロジェクト管理
昨年、AIという革新的な技術により、私たちは多岐にわたる分野で著しい成長を目の当たりにしました。この波は、業務のタスクやプロジェクト管理ツールにも影響を及ぼしています。
AIを活用することで、タスクとプロジェクトの管理をより効率的に行えるようになると期待されています。ただし、これが既存の業務スタイルと合致しない場合は、逆に効率が低下するリスクもあります。
今回は、その問題に陥らないよう「次世代のAI」を搭載して生まれ変わるMicrosoft Plannerをご紹介したいと思います!
Microsoft Planner
Microsoft Plannerは、「Microsoft ToDo」、既存の「Microsoft Planner」、そして「Microsoft Project」の機能を1つに統合します。この統合により、タスク/プロジェクト管理がよりシンプルに、一つのプラットフォームで操作できるようになります。
リリース時期としては、2024年の上旬にTeamsに導入され、後追いでWebブラウザ版もリリースされる予定です。
特徴
シンプル
自分に割り振られているタスクだけでなく、全体のタスク、ToDo、プラン、そしてプロジェクトを一つの画面から確認することができます。
柔軟
業務スタイルに合わせられるよう、リスト形式、ボード形式、タイムライン、Microsoft Projectでお馴染みのスプリントを含めて、様々なスタイルのテンプレートを作成することができます。また、チーム作業負荷を可視化、カスタムフィールドなどといったMicrosoft Projectの機能に加えて、Power BI や Power Automateといったツールとも互換性があり、タスク一覧などのレポートを自動で作成することが可能になります。
AI
Microsoft PlannerにもCopilotが搭載されます。Copilot in Plannerを利用することで、新しいタスク、マイルストーン、ステータス監視、プロジェクトにおける更新などを補助してくれます。
Microsoft 365製品との互換性
Microsoft LoopやMicrosoft Outlook、TeamsでMicrosoft Plannerを操作することができます。もし、Microsoft Loopで議事録などを管理しているようであれば、Plannerも同じ場所に同期させることで、より効率的にプロジェクト管理が可能になります。
正式に一般提供が開始された、こちらの記事を更新したいと思います!
この記事を書いた人
- 森 信之介
- テクニカルマーケターとして、ブログ執筆、セミナー講師を行っております!
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