Microsoft Copilotの一般提供が開始!
今年の2月にプレビュー版でリリースされたMicrosoft Copilot(旧Bing Chat/Bing Chat Enterprise)ですが、12月1日に正式に一般提供が開始されました。今後も副操縦士として、私たちの助けになってくれるツールになります。
別のブログ記事で、使えるプロンプト集をまとめておりますので、是非ご活用ください!
改めてですが、Microsoft CopilotはGPT-4をAIモデルとして採用していて、Entra IDの認証さえしていれば、誰でも、追加コストなく利用することができます。DALL-Eを使った画像生成も可能です。
また、Microsoftとしては、プロンプトやレスポンスは保存しないことを明言しており、大規模言語モデル(LLM)のトレーニングとして利用されることもありません。
旧Bing Chat Enterprise時代からありましたが、チャットは保護されているので、業務の情報/データを入れても問題ないというのが、Microsoft Copilotを利用するうえでの大きなメリットだと思います。ただ、この保護は特定のライセンスでないと有効になりませんので、注意が必要です。(さらに管理について知りたい方はこちらをご覧ください。)
ライセンス名 | Copilotの商用データ保護 |
---|---|
Microsoft 365 E3 | あり |
Microsoft 365 E5 | あり |
Microsoft 365 A3 | あり(教員のみ) |
Microsoft 365 A5 | あり(教員のみ) |
Microsoft 365 F3 | あり |
Business Standard | あり |
Business Premium | あり |
※保護されているとはいえ、業務の情報を利用していいかは、また別の問題ではありますが….
最後に、商用データ保護を備えたCopilotは、他のMicrosoftの商用オンラインサービスと同様に、ユニバーサル商用ライセンス条項に基づいています。これらの条項には、Microsoftの顧客著作権コミットメント(CCC)が含まれており、これにより、Copilotを利用する際は、著作権の心配をすることなく利用できます。
是非、社内での利用検討を進めてもらえればと思います!
この記事を書いた人
- 森 信之介
- テクニカルマーケターとして、ブログ執筆、セミナー講師を行っております!
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