オンプレミス、クラウド、 SaaS のデータ検出を自動化
データ資産と関係性を
マップ化し効果的なデータガバナンスを実現
Azure Purview とは、Azure 上にあるオンプレミス、マルチクラウド、SaaSのデータをカタログ化し、
データ資産全体の管理に役立つデータガバナンスサービスです。
信頼できるデータを容易に検出できるようになり、お客様の持っているデータの価値を最大化します。
データ資産全体における機密データの場所と移動に関する分析情報も
俯瞰的に見ることができるので管理性も向上させます。
Azure Purviewの特長
01.データ資産を統合しマップを作成し、
データに意味をもたらす
秘密度、コンプライアンス、業界、ビジネス、企業固有の価値などを特定するためのデータ分類をサポートします。
マップで表示させることで、データがどこから来て何から派生したかをデータ系列 (データリネージ) で把握することができます。
02.信頼できるデータの
簡単な検出を可能にしビジネス価値を最大化
信頼できるデータカタログにより、データ系列と秘密度を表示できるようになります。また、整理され一貫したビジネス用語集が提供されるので、Excel データの辞書が不要になります。
ユーザーは使い慣れたビジネスおよび技術の検索用語を使用して、素早くデータを検索することができます。
03.組織全体のデータ利用状況を
視覚的に得ることができる
データ資産、スキャン、ビジネス用語集、機密データの状態や、データがどのように作られ、利用されているかを一目で把握できるようになります。
Azure Purviewが提供する
3つの環境
Azure Purviewでは、スケーラブルかつ自動的なメタデータ管理する「Data Map」、
ユーザーがデータを簡単に検出可能にする「Data Catalog 」、
組織全体のデータ利用状況を評価できるようにする「Data Insights 」を提供しています。
Data Map
様々な場所にある
様々なデータストアのメタデータを
マップの形で管理
- オンプレミス, マルチ クラウド, SaaS データの自動スキャン
- Azure 上のデータ ソース, Power BI, SQL のデータをより良く把握する
- Power BI, SQL (オンプレミス, Azure, MI) 及び Azure Synapse や Cosmos DB, ADLS といった
主要なAzure データサービスとのターンキー統合を活用 - 自動及びフル マネージドのサーバーレスのメタデータ管理機能を使用して
メタデータを管理し,
データに対する理解を深める - Apache Atlas Open API を活用して, 広範なオープン ソース データ システムから
メタデータと系列をプログラムで登録
Data Catalog
スキャンや分類、
ビジネスコンテキストなどから
得た情報を検索条件として
データを検索できる
- データの関係, ビジネス コンテキスト, 検索履歴に基づくインテリジェントなレコメンデーションを提供
- スペルチェック, キーワード候補, クエリ展開 (シノニム, セマンティクス), コンテンツ拡張 (キーワードを用語集, 分類, アセット名などと一致させる) の サポート
- 上流の依存関係を検査し下流の影響を判断することによって障害の根本原因を分析
- ビジネス コンテキストによってデータ サイエンティスト, エンジニアが BI, 分析, AI,
機械学習の構想を推進できるようになる
Data Insights
ユーザーのデータ利用状況、
データの状態
機密データが存在する場所などの重要な洞察を得られる
- すべてのデータが存在する場所を確認できる
- 一定期間で成功, 失敗, キャンセルされたスキャンを追跡
- ビジネス用語に加えられた変更, データ マップに対する専門用語の適用範囲の把握
- 運用データソースとトランザクションデータ ソース間での
コンプライアンスリスク評価を簡素化する - リスクを評価し, 機密性とビジネスの関連性によって認定されたデータの監査証跡を導き出す
構成例
- オンプレミス/SaaSアプリに散乱する企業データをAzure Data Factoryを活用し、Azure Data Lakeの大容量ストレージに収集・蓄積します。
- 収集・加工したデータはPower BIで可視化も可能です。