新たなビジネスへのクラウド活用
Azureは、マイクロソフトの最先端技術が常にアップデートされます。新たなビジネスへのAI、IoTのプラットフォームとして、そしてさらなるビジネス躍進の鍵としてますます期待されています。ここでは、Web、IoT、AIの分野でAzureがどのように活用できるのか、その一端をご紹介します。
Azureで始めるデジタル変革
Azureは日々進化し、新たな機能を次々と追加しています。昨今、話題のAIやIoTのビジネスはもちろん、これからも新たな市場を作り出す場としての可能性を秘めています。さらに新しいメリットとしては、OSSとの親和性が高く、柔軟に新たなビジネス展開が考えられる点が挙げられます。
Azureを活かした新規ビジネス3分野への活用
WEB
IoT
AI
Webサイト、動画配信...オンラインビジネスでの活用
Web AppsとSQL Databaseを組み合わせることで、PaaS ネイティブなWebシステムが実現できます。顧客の変動が激しいB2Cの分野や、新規ビジネスにおける暫定的なシステムに適したPaaS ベースの Webシステムと言えます。また、IaaS 仮想マシンのWeb システムや、イントラネットなどの既存システムの移行が容易な点も特長です。
IoT/ビッグデータをAzure PaaS で
Azureではビッグデータの保存、クラウドで分析予測が可能です。すでに実績がある分野としては、エレベーターや橋梁などに取り付けたセンサー情報による予防保全/遠隔監視、安価な機械学習の機能とデータの予測分析による医薬品開発、温室内環境遠隔モニタリングシステムとデータを用いたスマート農業などが挙げられます。
AI/BOTの普及とAzure
AI/BOTの活用が様々な分野で進められています。例えば、「カメラ+画像認識」を採用することで、顧客の感情を認識し店舗のおもてなしをデータ化するといったことも実現しています。ほかにも、「ロボット×デジタルサイネージ」の組み合わせにより、ロボットとAIが、デジタルサイネージに表示された商品の説明をするといったことも。さらには、ソーシャルを活用して、AIと顧客がつながるといった新たな顧客体験を生み出しています。Azureは、こうした新しい可能性を秘めた取り組みに活用されています。下図にて、MicrosoftのAIである、Cognitive Servicesと Botの活用例をご紹介します。
Cognitive Services
Web API経由で利用できる23の人工知能パーツ群
Azure Platform as a Service の全貌
Azure PaaSを利用することで、開発者のスピード感覚が変わり、ビジネススピードが上がります。Azure PaaSは高い生産性と自動スケール、自動パッチ適用や高可用性を提供し、結果的に運用コストの大幅な削減を実現します。また、今までのシステムと互換性のありコントロールがしやすいIaaSと役割を分担させ、Azure PaaSとIaaSを接続して効率的なシステム構築をするケースが増えています。